昨日は実家の農作業を手伝いに行ってきました。米の苗を作るために田んぼに並べる作業の他、梨の摘果作業でした。勿論、太宰府珈琲井尻店は通常営業でした。昨日はお客様も少なめだったようです。
梨の摘果
梨の摘果は、実りの季節に欠かせない重要な作業だ。枝にたくさんついた小さな果実をそのまま育てれば、栄養が分散し、すべての梨が十分に大きくならない。だからこそ、一つひとつの実を観察し、最も良いものを選び、その他を摘み取る。この選別はまさに職人の目が試される瞬間だ。
しかし、この作業は決して楽ではない。長時間、空を仰ぎながら慎重に見極めるため、目は次第に疲れてくる。さらに、腕を上げ続けることでじわじわと負担が蓄積される。時折、風がそよぎ、葉の間から光がこぼれる瞬間に、ふと心が和らぐ。そんな自然との一体感もまた、この作業の魅力かもしれない。
摘果を終えた梨畑の下には、広がる茶畑。春先に収穫される初摘みの茶葉が、機械によって丁寧に刈り取られる。その鮮やかな緑色は、まるで絨毯のように美しい。茶畑は手入れが行き届き、整然とした姿を見せている。梨の世話をしながら、ふと足元の茶畑に目を向けると、その穏やかな景色が心を癒してくれる。

では、本日も素晴らしい1日になりますように。
太宰府珈琲