2022年8月、紹介された井尻の空き店舗をふと見に行ったその翌日には、もう契約していました。まるで何かに背中を押されたような決断。そこから夫婦でじっくり話し合い、店舗のイメージを少しずつ形にしていきました。
お盆明けの15日から内装工事に着手――と言っても、まずは「どこに壁を立てるか?」という場所決めと、材料購入のための測量(らしきもの)からのスタート。本格的な工事が始まったのは21日からでした。

焙煎所をお願いした大工さんに「自分でできるからやってみてごらん。できんやったら手伝ってやる」と言われ、なぜか「できそうな気がする…!」と前向きな錯覚に陥り、自分たちで始めることに。設計図も描けず、絵心もない私たちは、まず立体模型を作ってみました。

その模型通りにできるのか?不安は山ほど。でも、お盆明けのスタートに加え、「1か月で仕上げる」という無謀な目標まで掲げてしまった私たち。素人、恐るべし。

焙煎所の余った木材もたくさんあったはずなのに、いざ使ってみると意外と足りない。壁を作り、ドアを付け、配線を通し、保健所対応もこなしながら、合間にはイベント出店まで。目まぐるしく過ぎていった8月。

毎日、早朝から深夜まで工事漬けの日々でした。ドアの取り付けにはとても苦労しました。

それでも、あの夏の汗と笑いが、今の太宰府珈琲の空気を作ってくれた気がします。続きはまた明日。
明日からは、ささやかな感謝祭です。素敵なコーヒータイムを井尻店で是非お過ごしください。
太宰府珈琲
